先日11月12日の京都新聞山城版で、宇治橋通りにある「宇治・上林記念館」の建物「長屋門」が記事になりました。
現在の長屋門は、元禄11年(1698年)に宇治の大火事で類焼した後、再建されたもので、当時は現在の倍ほどの大きさがあったのですが、大正3年(1914年)に大修理され修復できなかった部分が取り壊され、現在の形になりました。
1977年に再度修復され、その際に「宇治・上林記念館」がつくられ、茶史を現在に伝える展示物が公開されています。
今年の8月には新たに補修がされ、一部剥がれ落ちていたしっくい壁が白く塗り直されました。
宇治にお越しの際は「宇治・上林記念館」にも是非お立ち寄りください。
お色直しをした長屋門が皆様のお越しをお待ちしております。