新年あけましておめでとうございます。
2011年はご縁があって茶祖「栄西禅師」が開山した、建仁寺にお参りする機会が、度々ありました。
建仁寺の法堂には、108畳にも及ぶ壮大な水墨画「双龍図」が描かれてあります。
双頭の龍は同じ一点を見つめており、邪気が本堂に入るのを防いでいるという構図で描かれているそうです。
龍にまつわる言葉といえば、立身出世や成功への難関という意味で「登竜門」という言葉があります。これは中国では黄河上流の急流を上りきって、その先にある「竜門」をくぐれた鯉だけが、龍となって天に昇る事が出来るという伝説があり、龍の背には鯉の鱗が描かれるのだそうです。
2012年は龍の様に天を昇っていくような、良い年になります事を願っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。