梅雨明け目前のうだる様な暑さの中、京都では祇園祭の季節になりました。
千2百余年、都としての歴史を誇る京都には年間300を越す祭りがあるそうです。
その中でも、時代祭・葵祭りと並ぶ京都三大祭りの一つ、祇園祭です。
祇園祭は八坂神社の祭礼でその歴史は長く、また豪華であり、祭事が1ヶ月にわたって行われます。
この間、京都の町では至る所で「コンコンチキチン」と祇園囃子が聞こえてきます。
明日17日、祭のハイライトである山鉾巡行は、圧巻・・・
午前9時、四条烏丸から長刀鉾(なぎなたぼこ)に続き、32基の山鉾が河原町通を経て御池通へ向います。
途中、「注連縄(しめなわ)切り」「くじ改め」や豪快な辻廻しなどで見せ場を作り、豪華絢爛な一大ページェントが繰り広げられます。
京都では、この祇園祭が終われば、いよいよ夏本番です。